3代目となる波多野隆史は、現在の取引会社である「日東精工」の産業機械部門の営業を15年間勤め、2005年に退職の後、波多野製作所に入社した。当初から会社をよくするように、取引先から伝えられてはいたが、自社の状態は思っていたよりもかなり悪い状態(クレームが続出/納期遅れも頻繁/現場のモチベーションも低い)になっていることに気付いた。そこで、前職で習得したエンドユーザーの製品組み立てに関する知識や、産業機械の企画・販売に携わった実績を生かし、最初は少しずつ、方向が決まれば、大きく横展開をしながら、機械整備の推進/工場の診える化を行い、ようやく2015年と2016年、そして2017年の3年連続優良企業表彰して頂ける企業となった。

2005年(平成17年)
現在の社長である波多野隆史が前職の 日東精工殿営業を辞し、波多野製作所へ入社 同時に日東精工殿へねじ製造技術の研修へ出向。

2006年(平成18年)
隆史、研修を終え正式に波多野製作所にて ねじ製造に携わる。中期計画の策定と開始。 【10年改造計画/いつでも、だれでも、どんなものでも生産できる企業の ハードとソフトの構築】 設備H63台/R39台(ランク分けなし)

2008年(平成20年)
ローリング工場拡張。

2009年(平成21年)
機械制度別ランク区分けを導入。 Cランク設備の生産停止とBランク精度向上修理を実行。 ローリング工場第2弾。設備増強へ。R58台へ。

2010年(平成22年)
Cランク設備の廃棄と設備集約。

2011年(平成23年)
OH機の導入の入替え推進。床面改修し、使える工場区画を増やす。 工場内照明の60%をLEDへ変更。

2012年(平成24年)
ヘッダー機の増強3年目。H64台体制にて、生産能力1.3倍へ。 ローリング再度増強開始。R63台へ。 月産は9千万本~1億本の製造ペースであったが、 ねじ転造工程も同様の9千万本~1億本まで能力が上がっていった。 ⇒2工程の完全受注(ねじの形はすべて波多野で作りこむ体制へ)

2013年(平成25年)
設備効率化・材料置き場集約、定位置管理・加工場設定。 工場内照明のほぼ全数をLEDへ変更。 3S改善の推進にて工場内整理を行う。

2014年(平成26年)
先代社長 正義死去の為、波多野隆史が代表取締役に就任。

2015年(平成27年)
日東精工殿より【QCD優良企業 努力賞】を授与。

2016年(平成28年)
【新中期計画/何事にも左右されない強みの強化】を策定と開始。 日東精工殿より【QCD優良企業 努力賞】を2年連続で授与。

2017年(平成28年)
日東精工殿より【QCD優良企業 特別賞】を頂き、3年連続で受賞を果たす。

現在の航空写真